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ノージャンルの音楽ブログ、青春の80年代洋楽はじめ、J-POPからラテン系まで・・・好きな音楽紹介!

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2015年癌発覚前の情況 【姉について④】

5月21日は姉の誕生日でした。
今年は1人でお墓に行って来ました。
姉の好きだった音楽をiPodに入れ小型スピーカーを持って行き聴かせました。
また珈琲も大好きだったので途中でセブンコーヒーを買ってお供えしました。
(病院内にセブンが入っていたので入院中もよく買いに行かされました)
音楽を流しながら小一時間、色々と想いだしながらそこに座ってやはり泣いてました。
「今日の姉は何を聴きたい気分だったのかな?」
また来年は違う音源や食べたそうな物を考えて持っていきますね。

さて、闘病回顧録の続きです。
以前にも書いた通り、姉は何十年も前から「早死にするから、準備してあるから迷惑かけないよ」と言っておりました。
結果的に全て姉の宣言通りになり、事実「癌と診断されたら○○万円支給します」という保険にも入っており、闘病中の費用はほぼその保険で賄えましたし、あえて言えば去年の夏頃にはその資金がほぼ底を尽き始めていたのを分かっていたので「これ以上長生きしたら迷惑かけてしまう」と思っていたのかもしれません。

姉の癌発覚は2015年の6月でしたが、実はそれ以前に1点だけ私が異常に気が付いていたことがありました。
それは “臭い” です。
発覚前2014年の冬場、特に部屋を閉め切りストーブなど暖房器具を使う10月以降になりますが、姉の体臭が異常な程の異臭を放っていました。
事実私はその臭いが強烈すぎて同じ部屋にいることが出来ず、常に別室に退避していました。
正直同じ部屋にいる父親が信じられなかったのですが、私にはとても耐えられる臭いではありませんでした。
多分9月頃、一度車に同乗してした時にも「あれっ、なにか臭うな?!」と思った事がありましたが、その時はまだ残暑の時期なので「汗でこんな事もあるかな?」ぐらいに考えていました。
体臭というデリケートな事ですし、しかも家族とはいえ女性ですので言うに言えないですね。
ただ冬になり年をまたぐ頃には異臭の具合も更に強烈になり流石に私も耐えきれなくなりました。
確認はしていませんが、多分仕事場でも周囲の人たちに迷惑をかけている事が容易に想像されるレベルですので1月の中旬頃ですが外出してお茶する機会があった時に意を決して姉に伝えました。
「気が付いていると思うけれども、去年の秋ぐらいから匂い体臭がかなりキツイのを分かってる?」「場合によっては病院に行った方が良いかもよ」ぐらいに言いました。
姉は「フーン、あぁ」位の何となくリアクションしただけでしたが私としては意を決して伝えた次第です。

結果的にはあの異常な匂いは乳癌が進行し、乳房の表面まで腫瘍が広がり組織を壊死させていく過程で発生する臭いのようでした。
臭いの他出血も同時にあったようで、その時期姉はいつも家族の中で一番最後にお風呂に入り血で汚れた浴室の後始末や、患部にガーゼを当てる等の処置を深夜に1人で行っていたようです。
今にして思えば体臭というよりもはや腐敗臭で、その時にもっと異常に気付いていればと後悔します。

また15年の春には父親と3人で出かける機会が何度かありました。
桜を見に出かけたり、ちょっと遠めのドライブで姉の好きな蕎麦を食べに行ったりしました。
例年は私と姉2人、又は姉と父の2人で出かけることが多く、3人揃ってという事は珍しいのですが、病気の進行を分かっていた姉がわざとその機会を作っていたのだなと思います。
ただ5月の終盤に3人で出かけた際に山の中の河川まで岩場を降りて行って写真を撮ったのですが、その際の足への負担が大きかったようでその日以降足が痛いと言い始め、遂には仕事で歩けないぐらいまで悪化して癌発覚に繋がります。

癌が発覚してから姉と話した時に、私は素直にこう言いました「お前凄いわ、尊敬するよ。」「本当に偉かった、よく頑張ったよな!」
悔しいですが、これも本心です。もちろんその一方で「何でもっと早く言わんのや・・・」という思いも当然あります。
ただ「私は早死にするから、決まっている事だから準備しているから」と20年前から言い続けてきた姉の意地は褒めてあげないといけないとも思いました。
最初の自覚症状があったのが2、3年前とかだったと言っていたような気がしますが、これだけの症状と向きあいながら誰にも話さず1人で抱え込んで生活していたと思うと、どんなに怖かったか、どんなに不安で苦しかったのか、限界まで1人で耐え抜いた姉を想うと素直に受け入れたくはないけれども、やはり尊敬して尊重してあげないといけないのかもと思います。
もしも自分だったら途中で「病気だと気付いてオーラ」を出してしまいそうになると思います。
「なんで?」という思いは付きまといますが、最後の限界まで自分の思いを貫いた姉を、耐え抜いた姉を、私が褒めてあげないといけないのです。
「本当に偉かった、よく頑張ったよ!」

これが2015年、癌発覚前の出来事です。
もっと早く異常に気が付いてあげられなかったのかという後悔と。
極限まで耐え抜いた姉の精神力を認めてあげたいという思いです。
次回は闘病開始からの話になります。

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パンチョ

Author:パンチョ
様々なお気に入り音楽を気分に任せて上げていく予定です。
基本は青春の80年代洋楽が中心となりそうですが、その他聴いているものは自由に何でもありで進めます。
懐かしの動画やPVを探してきて貼ってみたり、買ったCDの報告やリイシュー情報なども。
ジャンルも時代もバラバラですが、素敵な一期一会となれば嬉しいです!

洋楽=83年~88年あたりが中心。
邦楽=いわゆる渋谷系~キリンジまでPOPなやつ。
細野さんティンパン関係の70年代ものなども。
ソウル&R&B=50年代~現代まで黒いやつ。ダンクラも。
JAZZ=ソウル・ジャズやホンカーのファンキーなの中心。
ワールド=サルサ中心に、各国のリズム探訪。
自称GUACOマニアなので、そこら辺も手厚く。

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